K邸耐震リノベーション
所在地 
用途  
延床面積
構造  
規模  
竣工  
担当  
構造設計
施工  
協力  

:東京都
:住宅
:79.49m2
:木造
:地上2階
:2012年4月
:南泰裕、伝田剛史
:高木次郎(首都大学東京)
:タカイチ
:日本鐵板株式会社

改修後外観。
茶色の金属パネルと、苔の金属パネルを張り分けています。

都内に建つ住宅の耐震補強、及び改装工事です。
内部は、以前美容室だった1階部分をLDKとして生まれ変わらせる計画としました。
リビング上部の2階床の一部をはがして吹抜けとし、南面壁に高窓を設け、上部から自然光を取り入れる空間としました。
また、既存の床との段差解消や、玄関や洗面室に手すりの設置など、高齢社会を見据えたバリアフリー対応としました。

外部については、鋼製薄板による木造住宅耐震補強工法という新しい技術を応用しています。
この工法は、高木次郎氏(首都大学東京)及び、日本鐵板株式会社との恊働により生まれました。
ガルバリウム鋼板自体が耐震補強材と外壁の仕上げを兼ねており、筋交い等を必要としない、新しく開発された耐震補強工法です。
ガルバリウム鋼板の一部には、メーカーとの恊働により新しく開発された、本物の苔のパネルを使用しており、経年変化を楽しむこともできます。

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